
私は長年、カサンドラ症候群で苦しむ
女性のお話を伺ってきました。
その中で、多くの方に共通しているこ
とがあります。
それは、とても優しいということです。
相手が困っていると助けてしまう。
相手ができないことを代わりにやって
しまう。
嫌だと言えない。
頼まれると断れない。
気づけば、家のことも子どものことも
、手続きも、人間関係の調整も、自分
が引き受けてしまっている。
そして心も体も限界になってしまうのです。
境界線とは、相手を拒絶するこ
とではありません。
境界線と聞くと、
冷たくすること。
突き放すこと。
距離を置くこと。
そんなイメージを持つ方もいる
かもしれません。
でも、本当の境界線とは、
これは私の役割。
これは相手の役割。
このように区別することです。
例えば、ご主人が忘れ物をしても、
毎回あなたが届ける必要はありません。

約束を忘れて困るのは、本来はご主人
自身です。
その経験から学ぶ機会まで、あなたが
奪う必要はないのです。
優しさと、やりすぎは違います。
カサンドラ症候群の方は責任感が
強いため、
私がやらないと。
と思ってしまいます。
でも、その優しさが続くと、相手は無意識
のうちに依存し、自分で考える力を使わな
くなってしまうことがあります。
そして、あなたはますます疲れ果ててしま
います。
本当の優しさとは、相手の人生まで
背負うことではありません。
相手が自分でできることは、相手に
任せることも愛情の一つなのです。
今日からできる小さな境界線
最初から大きく変える必要はありません。
例えば、
・頼まれたら、すぐに返事をせず、一度考える。
・自分が疲れている日は、今日はできないよと伝える。
・相手の失敗を、すべてフォローしない。
・自分の休む時間を予定の中に入れる。
このような小さな一歩で十分です。
あなたが笑顔でいることが、
家族にとって一番大切です。
境界線を引くことは、わがまま
ではありません。
自分を大切にすることです。
そして、自分を大切にできる人
は、相手のことも無理なく大切に
できます。
あなたが倒れてしまえば、家庭全体
が苦しくなります。
だからこそ、自分を守ることは、家族
を守ることにもつながるのです。
もし今、私には境界線なんて引けないと
感じているなら、それはあなたが優しす
ぎる証拠です。
一人で頑張り続けなくても大丈夫です。

少しずつ、自分を大切にする練習を
始めてみませんか。
あなたの人生は、あなたのものです。
私は、あなたが笑顔を取り戻せるよう
これからも心を込めて寄り添ってい
きます。
少しずつ、自分を大切にする練習を
始めてみませんか。
あなたの人生は、あなたのものです。
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カサンドラ解放カウンセラー 華山あずさ






